atelier SUETOMO
ここ一か月の完成品をまとめて。
ちょっとためすぎました
K島さんのパネル。30cm角ほど。
厳密には春ごろ完成していたのですが、お預かりしていました。
季節によって変える3連パネルの仲間です。
冬バージョンの雪の結晶の仲間。
配置に悩みましたが、バランスよく完成しました。
こちらは雪をモチーフにした冬用なのですが、暑すぎる今の季節でも涼しそうでいいかも。
N濵さんのフュージングの角皿。12cm各ほど。
メタリックの光沢のある黒いガラスの上に透明のガラスをのせて焼き、さらに透明と、キラキラと光るダイクロという小さなガラス粒をのせて焼いています。
キラキラガラスの量と配置にすごく悩まれましたが、すごくいい感じです。
とても高級感のある器になりました。
H部さんのフュージングの角皿とお箸置き。
お皿は前回作られたものの色違いです。今回はPOPで可愛らしい色味です。
箸置きはフリモントのアンティークグラス。
こちらは四角く切って焼いただけなのですが、もとのガラスの色がめちゃくちゃ可愛いくて、それを焼くことでプルンとなったシルエットで可愛さ倍増。
こうなると小さな破片も捨てられません。
S岡さんの壁掛けミラー。
高校生の息子さんの制服がネクタイタイプで、朝、鏡を見てチェックできるようにと作られました。
母の愛です。
鮮やかな黄緑とブルーがとても爽やか。
ちょっと入れた黄色とピンクのガラスもよいアクセントになっています。
K本さんのスイカの女の子の時計。
お顔と胴のあたりの一部はフュージングの技法を使っています。
スイカの種の表現はフュージングならでは。
なんといってもこの可愛さたるや!
見る人、見る人、みんな笑顔になります。
可愛いは正義ですね。
M上さんのペン立て。
淡いクリーム色のガラス2種に赤が効いています。
クリーム色のガラスは希望のガラスの在庫が足りなくて、仕方なく2種にしたのですが結果的にこれでよかったね、と話していました。
中に仕切りを入れることで使いやすさアップ。
すっきりときれいに完成しました。
M島さんのフロアランプが完成。
うっすら模様のある淡いクリーム色のガラスをベースに、赤紫の◇を一列に並べたシンプルなデザイン。
シンプル故にごまかしがきかないので、丁寧に丁寧に作業されました。
精度よく、すっきりと美しい仕上がりです。
ひとつだけ、ポイントにラベンダー色の◇が入っています。
こういう遊び心はいいですね。
S地さんの兜。
伊達政宗バージョン。
政宗公の兜と言えば黒に非対称の金色の三日月がセンターについているシンプルなものが多いのですが、今回はパール感のある白のガラスとブルーのキラキラガラスをベースに、角にはほんのりゴールドに色付いた、偶然の変色によるガラスを使われました。
後ろから。
この派手さが伊達政宗らしくもありますが、清涼感もあってとてもよい感じです。
この兜のベースの形の型紙は購入したものですが、もう今は販売はされていないようです。
T岐さんのドアパネルのためのステンド。
ドアの真ん中に四角くあいた窓に取り付けられます。
昔作られたステンドが既に入っているそうなのですが、室内の電球色の照明で見るとガラスの色が全然きれいに出ないということで、今回は電球の光でもきれいに見えるガラスを選ばれました。
アンティークのゴールドピンクとブルーグリーンのガラスの対比がとても美しいです。
Dさんの花器カバーが完成。
3種サイズが違いますが、中にそれぞれ透明のガラス容器が入ります。
シンプルですが、どれもじっくり時間をかけてガラスを選ばれました。
ストライプ模様の型板ガラスをメインに組み合わせたガラスたち。
もちろん、活ける花が主役なので、それを邪魔しないよう、きちんと意識されています。
左端のものは上から見ると一か所だけ角を削った正方形なのですが、デザインのラインと相まって、錯視ですごく不思議な形に見える角度があります。
写真ではうまく撮れないのですが、立体はこういう偶然があるので面白いです。
S藤さんのお位牌おき。高さ25cmほどだったかと。
ご親族のお位牌と「おりん」を並べて置くための場所です。
お花のデザイン、ガラスの色合いがとても素敵なので、シンプルに四角に囲ってあるだけなのですが、それ故に良さが引き立っているように思います。
お花のガラスはフリモントのアンティークグラスの中でもあまり出回っていない色です。
色合いが何とも言えない本当に可愛いガラスを上手に使われました。
O原さんの鳥の掛け飾りが完成。横30cmくらいです。
デザイン本からのものです。
華やかでとっても可愛らしい作品です。
発色のよいアンティークグラスのゴールドピンクを鳥さんのポイントに決めて、そこから周りのガラスを選んでいきました。
周囲の葉っぱは4種類ほど使っています。
葉っぱ1枚1枚バランスを考え時間をかけて選んでいかれました。
赤、ピンク、オレンジ、黄色の実で更に華やかに。
明るい窓辺に吊られる予定。
最後、Tさんのティファニーランプ。ベビーローズ。
華やか~。
ベースを白の雲模様のガラスにしたので絵柄が引き立つ感じがします。
バラは濃いピンクと淡めのサーモンピンク。
ペイズリーの部分は一枚の中で数色混ざっているガラスを上手に使われました。
何色もあるように見えるのですが、もとは1枚のガラスなので、多色なのにまとまって見えます。
丁寧に取り組まれたのでとてもきれいに完成しました。
どの業界もそうなのかもしれませんが、ステンドグラス業界も値上げラッシュで、特にこういうティファニータイプのランプを作ろうとすると一大決心がいります。
ここ数年で特にランプベースなどの金属系のものが「えっ?」と、二度聞きしてしまうほど値上がってしまって、教室側も作ってみたいという生徒さんに気軽にどうぞ~とはおススメできない状況です。
作ってもいいけれど、最終的にこれくらいの額はかかりますよ、と最初にお伝えして、それでもやりますか?という感じです。
アトリエ・スエトモは8月前半はお休みです。
大変な酷暑になるとか。
できるだけ涼しい場所でお気を付けてお過ごしください。
ちょっとためすぎました
K島さんのパネル。30cm角ほど。
厳密には春ごろ完成していたのですが、お預かりしていました。
季節によって変える3連パネルの仲間です。
冬バージョンの雪の結晶の仲間。
配置に悩みましたが、バランスよく完成しました。
こちらは雪をモチーフにした冬用なのですが、暑すぎる今の季節でも涼しそうでいいかも。
N濵さんのフュージングの角皿。12cm各ほど。
メタリックの光沢のある黒いガラスの上に透明のガラスをのせて焼き、さらに透明と、キラキラと光るダイクロという小さなガラス粒をのせて焼いています。
キラキラガラスの量と配置にすごく悩まれましたが、すごくいい感じです。
とても高級感のある器になりました。
H部さんのフュージングの角皿とお箸置き。
お皿は前回作られたものの色違いです。今回はPOPで可愛らしい色味です。
箸置きはフリモントのアンティークグラス。
こちらは四角く切って焼いただけなのですが、もとのガラスの色がめちゃくちゃ可愛いくて、それを焼くことでプルンとなったシルエットで可愛さ倍増。
こうなると小さな破片も捨てられません。
S岡さんの壁掛けミラー。
高校生の息子さんの制服がネクタイタイプで、朝、鏡を見てチェックできるようにと作られました。
母の愛です。
鮮やかな黄緑とブルーがとても爽やか。
ちょっと入れた黄色とピンクのガラスもよいアクセントになっています。
K本さんのスイカの女の子の時計。
お顔と胴のあたりの一部はフュージングの技法を使っています。
スイカの種の表現はフュージングならでは。
なんといってもこの可愛さたるや!
見る人、見る人、みんな笑顔になります。
可愛いは正義ですね。
M上さんのペン立て。
淡いクリーム色のガラス2種に赤が効いています。
クリーム色のガラスは希望のガラスの在庫が足りなくて、仕方なく2種にしたのですが結果的にこれでよかったね、と話していました。
中に仕切りを入れることで使いやすさアップ。
すっきりときれいに完成しました。
M島さんのフロアランプが完成。
うっすら模様のある淡いクリーム色のガラスをベースに、赤紫の◇を一列に並べたシンプルなデザイン。
シンプル故にごまかしがきかないので、丁寧に丁寧に作業されました。
精度よく、すっきりと美しい仕上がりです。
ひとつだけ、ポイントにラベンダー色の◇が入っています。
こういう遊び心はいいですね。
S地さんの兜。
伊達政宗バージョン。
政宗公の兜と言えば黒に非対称の金色の三日月がセンターについているシンプルなものが多いのですが、今回はパール感のある白のガラスとブルーのキラキラガラスをベースに、角にはほんのりゴールドに色付いた、偶然の変色によるガラスを使われました。
後ろから。
この派手さが伊達政宗らしくもありますが、清涼感もあってとてもよい感じです。
この兜のベースの形の型紙は購入したものですが、もう今は販売はされていないようです。
T岐さんのドアパネルのためのステンド。
ドアの真ん中に四角くあいた窓に取り付けられます。
昔作られたステンドが既に入っているそうなのですが、室内の電球色の照明で見るとガラスの色が全然きれいに出ないということで、今回は電球の光でもきれいに見えるガラスを選ばれました。
アンティークのゴールドピンクとブルーグリーンのガラスの対比がとても美しいです。
Dさんの花器カバーが完成。
3種サイズが違いますが、中にそれぞれ透明のガラス容器が入ります。
シンプルですが、どれもじっくり時間をかけてガラスを選ばれました。
ストライプ模様の型板ガラスをメインに組み合わせたガラスたち。
もちろん、活ける花が主役なので、それを邪魔しないよう、きちんと意識されています。
左端のものは上から見ると一か所だけ角を削った正方形なのですが、デザインのラインと相まって、錯視ですごく不思議な形に見える角度があります。
写真ではうまく撮れないのですが、立体はこういう偶然があるので面白いです。
S藤さんのお位牌おき。高さ25cmほどだったかと。
ご親族のお位牌と「おりん」を並べて置くための場所です。
お花のデザイン、ガラスの色合いがとても素敵なので、シンプルに四角に囲ってあるだけなのですが、それ故に良さが引き立っているように思います。
お花のガラスはフリモントのアンティークグラスの中でもあまり出回っていない色です。
色合いが何とも言えない本当に可愛いガラスを上手に使われました。
O原さんの鳥の掛け飾りが完成。横30cmくらいです。
デザイン本からのものです。
華やかでとっても可愛らしい作品です。
発色のよいアンティークグラスのゴールドピンクを鳥さんのポイントに決めて、そこから周りのガラスを選んでいきました。
周囲の葉っぱは4種類ほど使っています。
葉っぱ1枚1枚バランスを考え時間をかけて選んでいかれました。
赤、ピンク、オレンジ、黄色の実で更に華やかに。
明るい窓辺に吊られる予定。
最後、Tさんのティファニーランプ。ベビーローズ。
華やか~。
ベースを白の雲模様のガラスにしたので絵柄が引き立つ感じがします。
バラは濃いピンクと淡めのサーモンピンク。
ペイズリーの部分は一枚の中で数色混ざっているガラスを上手に使われました。
何色もあるように見えるのですが、もとは1枚のガラスなので、多色なのにまとまって見えます。
丁寧に取り組まれたのでとてもきれいに完成しました。
どの業界もそうなのかもしれませんが、ステンドグラス業界も値上げラッシュで、特にこういうティファニータイプのランプを作ろうとすると一大決心がいります。
ここ数年で特にランプベースなどの金属系のものが「えっ?」と、二度聞きしてしまうほど値上がってしまって、教室側も作ってみたいという生徒さんに気軽にどうぞ~とはおススメできない状況です。
作ってもいいけれど、最終的にこれくらいの額はかかりますよ、と最初にお伝えして、それでもやりますか?という感じです。
アトリエ・スエトモは8月前半はお休みです。
大変な酷暑になるとか。
できるだけ涼しい場所でお気を付けてお過ごしください。