atelier SUETOMO
ここ1ヶ月の完成品です。


S藤さんのフュージング作品。



2~5センチ前後の小さな作品たちです。
ブローチになったり帯留めになったりする予定。


一部アップ。



どれもものすごく手が込んでいて本当に可愛らしいです。
とても繊細なので、窯で溶着されるまでヒヤヒヤでしたemoji

フュージングに於いてはどんな小さなガラス屑もパーツになるということがよくわかります。








N島さんの季節のフュージング作品。



美しい桔梗のパネルです。
背景の白い破片のような模様は薄いガラス素材を並べて焼いています。

とても細かい細工ですが、いつもながら丁寧に取り組まれ、素敵な作品になりました。








A立さんの季節のパネル。



紅葉は少しだけ立体になっていて、それぞれ別で作り、ベースのパネルにくっつけています。
背景のオレンジのガラスはランバーツのアンティークグラス。
ガラス自体が美しいので、あえて大きく使いました。
小さなパネルですが、季節感満載の作品になりました。

それにしても、今年の紅葉はこの作品みたいにきれに色づくのでしょうか…。







F田さんのフュージングのお皿。直径15センチほど。





以前作られたものの色違いを2種

丸く切ったガラスの周りに四角く切ったガラスを並べ、高温で焼成したものです。



このガラスのフリル部分のプックリ感の可愛らしいこと。

今回もF田さんらしい素敵な色合い。
色の組み合わせは無限にあるので、簡単なようでとても難しく悩ましいことなのです。

デザイン自体はシンプルなものですが、ありそうでない絶妙な自分好みのものが出来るのが手作りのよいところですね。







I井さんのパネル。 高さ50センチ弱ほど。この写真は拡大できます。

ご自宅のカーテンの模様をそのままステンドにアレンジ。
複雑な織りの美しいカーテンの模様をステンドにしようというその発想がまず素晴らしいです。
幾何学的な模様がステンドにピッタリ。
色味はカーテンよりは華やかですが、そんなに離れていない雰囲気です。

写真は立てかけていますが、裏で壁に吊り下げられる仕様になっています。



マットな金属のような光沢のあるガラスを多用されています。
これが美しい。
ハンダの部分はは雰囲気に合わせて銅色に染めました。


おなじくI井さんのフォトフレーム。



それはそれは美しいフリモントのアンティークグラスを使ったもの。
わずか1.5センチの幅なのですが、このガラスの存在感、可愛らしさたるや。
何も足さなくても、むしろ足さないほうがよいかも、と思ってしまう。

天国にいるワンコとニャンコの写真が入る予定です。







S岡さんの辰の干支パネル。



今年もあと2か月あまりですが、まだ飾れます(笑)

白龍にパンチのあるオレンジの雲。
背景もブルーとアンバーが複雑に混じった趣のあるガラスです。
めちゃくちゃ高度なガラス合わせ。
写真ではうまく写っていないのですが、白いガラスは凹凸があり、ハンダの難易度も高いのです。

かっこいい干支パネルとなりました。






K本さんのフュージングのクマさん。直径8センチほどだったかと。



パステルカラーなんですが、この色合わせはK本さんならでは。
淡いパープルに淡いグリーンの耳。赤と青の目なんて誰が思いつくでしょうか。

背景のクリアのガラスにつけたクリアの粒粒も可愛い。
まだ用途は確定されていませんが、何かのフタにされるとか。







Tさんのティファニーランプ、パンジー直径41センチ。写真拡大できます。

他の作品も手掛けながらですが、約1年かけて制作された大作です。
このサイズになるとやはり迫力がありますね。

パンジーの花の色は調べてみると実に色とりどりで、こんな組み合わせのコが本当にいるの?と驚いてしまうほどのバリエーションなのです。
かなり華やかな組み合わせにしても大丈夫そう、ということでリアルな花に寄せつつも発色のよいガラスを選びました。
葉っぱのグリーンも1枚のガラスですが、濃淡のしっかりあるものを選んでいます。



背景のガラスは1枚の板から。
複雑に色の混じったガラスを、色ごとにわけてパーツどりしています。
渋いブルー~アンバー~白というグラデーション。

本当によく頑張られました。
写真を撮りながら、うっとり極上タイムを過ごしました。


同じくTさんの干支パネル。



ティファニーを作りつつ、こちらも並行作業で取り組まれていました。

ピンクとブルーのコントラストが爽やか&可愛い作品に。
背景のピンクの小さな破片は入ったガラスはフュージングで作ったオリジナル。
ゴールドピンクのガラスが美しい、新年にふさわしい華やかさになったと思います。







N濵さんのリンゴのパネル。直径21センチほどだったかと。



デザイン本からのものですが、極小、極細パーツがモリモリの本当に細かいデザイン。

ガラス選びも切りなおしたり、かなり悩まれました。
その甲斐あってのこの可愛らしさ。

ハンダは作品の雰囲気に合わせ、銅色仕上げです。


逆光で見ると、赤いガラスの発色が美しい…。



このガラスはもう手に入らない希少なもの。
ペタッと一色の赤ではなく、微妙に濃淡があります。

幹のガラスも面白いチョイス。
私はとても好きです。

小さいながら達成感の高い作品です。よく頑張られました。




10月ももう終わりだというのに余裕で半袖でいられる日が続いています。
でも油断すると朝晩はヒンヤリで服装難民になりそうです。
体調を崩される方も続出。
こんな異常な気候だと、本当に自律神経がやられますね…。

私もパソコンにむかう気力がなく、更新が延び延びに…(という長い言い訳)

11月はストンと寒くなるとか。本当でしょうかね…。
なかなかすっきりと衣替えができません。

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