atelier SUETOMO

PROCESS5 ~ハンダ

ここではカパーテープ(銅テープ)技法のハンダについて書きます。

ステンドのハンダは、最も作品の美しさを左右する工程と言ってよいと思います。
これまでの工程の精度がいくら完璧であっても、ハンダの仕上がり具合で、台無しになってしまう、ということです。
逆に言うと、これまでの工程が多少歪であっても、ハンダが美しく出来れば、そのマイナス分を少しはカバー出来るということです。もちろん、限界はありますが…。

ハンダの美しさは、均一量に盛れていること、シワが少ないことで決まると私は考えています。
均一にしてやることで、自ずとシワも減ってきます。



盛り具合は、盛り気味、少なめ、と、人それぞれ、好みが若干あるように思いますが、「適量」の範囲であることが大切です。
少な過ぎると強度に問題がありますし、逆に線が太く見えます。
多過ぎると、銅テープのラインよりはみ出て、デザインのラインが潰れて丸くなり、シャープさが失われてしまいます。



均一でシワのないハンダは、光沢の方向の乱れが少ないはずです。

少し意識するだけで凄く変わるはずなのですが、くっつけばいい、埋まればいい、と、ハンダを「美しく仕上げる」ということに、あまり重きを置いてない作家さんもおられるようです…。

個人的には、曲面に於いて、太めで数本のラインが一点に集中するとことろなど、まだまだ技術が必要だと思っています。精進あるのみです。


PROCESS6 では ~仕上げ~ について書きたいと思っています。

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