atelier SUETOMO
PROCESS1 ~デザイン

作品に関して、よく聞かれることの一つとして
「どのようにして、デザインを思いつくのですか?」 という質問があります。
一番尋ねられることなのに、残念ながら、一番うまくお答えすることが出来ません。

作品に、よくタイトルを付けたりする方が多いと思うのですが、私はそれもしません。何か、具体的なイメージや、自分の内なる思いなどを元にデザインすることは、まずないからです。

では、何を考え、デザインをするのか…。
強いて言えば、心地よさの追求でしょうか。「可愛いな」「面白いな」「キレイだな」「カッコイイな」という、ごくごく単純なものを組み合わせて、より自分にとって心地よく感じるものを作り上げてあい、という作業になります。

なので、デザインの全てがオリジナルなわけではありません。
盗作という意味ではなく、自分が今まで見てきたもの、例えば古くからある伝統工芸のフォルムや、文様、壁面を飾るタイルパターン等々、心地よいと感じたものを自分の中で再構築して作品にいかすことが多いです。
また、光と影、反射、電球の種類、目の錯覚によっておこる現象、ガラスのテクスチャーなどもデザインの要素となります。

デザインのほとんどは「落書きのようなメモ」に始まります。
立体物は落書きをハサミで切って簡単に組み立て、自分のイメージが可能かどうか確認してから、イラストレータなどを使い、パソコンで図面を起こし、紙で模型を作成します。この段階で、光源の位置を探ったりなど、いかに効果的に作品を見せるかを模索します。一つの作品で数個模型をつくることもあります。その後、最終的な製図を行います。

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